スタディサプリ現代文講座のレベルやコースは?活用法をお伝えします

スタディサプリ

スタディサプリの現代文講座は、結論から言うと現代文の勉強方法が不安という方にはとにかくオススメです

現代文は何となく点数が取れるという人も、自分の志望校やレベルに応じた講座をコスパ良く受けられるという点で一度は試してみる価値があります

この記事ではスタディサプリが提供している現代文講座のレベル感やコースと、それをどのように活用すればいいのかを現役塾講師の目線から詳しくお伝えしていきます

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スタディサプリ現代文講座のレベルと特徴

スタディサプリの現代文は柳生好之先生と小柴大輔先生という2人の講師によって指導されています。通年の講座についてはレベルは大きく4つに分かれており、ベーシック・スタンダード・トップ&ハイの順で高度な内容になっています

ザックリと受講レベルをまとめると次のように表すことができます。

それぞれの講座について、どのような特徴があるのか、どんな人にオススメなのかを詳しく見ていきましょう。

①:ベーシック講座

ベーシック講座は高校1・2年生を対象としたコースで、その名前の通り文章の基本的な読み方を学ぶことができます

一番易しい講座ですので、「中学のことから現代文が苦手…」という方でも大丈夫。予習も特に必要なく、各文章も短いですが評論文や随筆文の基本的な読み方を身に付けることができます。

ただ、各大問は選択式のみで記述問題がなく、小説文の出題がないということで大学入試までを見据えると物足りなさも感じます。あくまでも基礎を固めることに特化した講座と言えるでしょう。

③:スタンダード講座

スタディサプリのスタンダード講座は、日東駒専レベルの大学を目指す方向けと言えます。偏差値で言うと50~55ほどの大学スタンダード講座でカバーされています。

ベーシックレベルと同様に文章の基本的な読み方を身に付けることを目的としていますが、内容はより受験を意識したものとなっています。

全部で24講座となっており、あらかじめ問題を解いて解説を聞くというスタイルになっているため予習が必須です。出題も評論と小説からなされており、記述問題も含まれているのが特徴です。

出題される視点も多岐に渡っており、「言語論」・「芸術論」・「ジェンダー論」など実際の入試でも頻出のテーマが揃えられている本格的な講座です

とはいえ、文章自体は割と短めのものが選ばれているので、現代文はあまり得意ではないという方でも無理なく学習をスタートすることができます。

③:トップ&ハイレベル講座

トップ&ハイレベル講座は私立難関大学国公立二次試験を突破するだけの力をつけるための講座です。難関大学というのはGMARCHや関関同立の上位校を指し、偏差値55~60程度の学校をイメージしておくといいと思います。

スタンダード講座と同様に評論文と小説文から出題されており、記述問題も100字を超えるものまでカバーされているのが特徴です。出典もセンター試験や有名私大の過去問からされています。また、扱われるテーマも「身体論」や「弁証法」など硬質なものが多くなってきていますね。

もちろん、予習は必要です。あらかじめ自分で解答を作り解説を聞いてどの視点が足りなかったのかを自分なりに分析していくようにしましょう

ただ、この講座を受講しているだけで難関大学を突破できるかというと不十分だと思います。あくまでもトップ&ハイレベル講座は難関大学の問題にどうやって対処していくかの手法をまず学ぶことを目的としており、それを実際に発揮できるかどうかは更なる演習=自分で問題を解く時間が必要という点は留意しておいてください

現代文の通年講座については以上となります。どれも共通して言えるのは自分の目指す大学のレベル応じて解法や考え方を基本から身に付けることができるという点です。これが月額料金2,178円で受け放題ですので塾や予備校と比べてコスパは最強です。少しでも気になるなら、14日間の無料体験から始めてみましょう。

スタディサプリ現代文応用講座について

上記で紹介したレベル別のコースに加えて、スタサプ現代文では応用講座というものを提供しています。具体的に言うと、次の講座を受講することができます。

・読解力・表現力養成編

・重要語句・知識編

・小論文入門講座

・大学別現代文対策講座

読解力・表現力養成や重要語句・知識コースは現代文を全然勉強したことがない人や現代文に苦手意識を持っている人におすすめです。小論文は一般受験だと必要な方は少ないかもしれませんが、ここまでカバーされているのはすごいと思います。

中でも僕が一番コスパが良いと思うのは、大学別の現代文対策講座が追加料金なしで受けることができるという点です。具体的には東大・京大・早慶の各大学に合わせたコースが用意されており、どんな風に勉強すれば難関大学の現代文を突破できるのかを身に付けることができます。

普通、予備校に通って追加で講座を取る場合は年間で8~10万円程度かかってしまうこともあり、気軽に受講することはできません。その点スタディサプリなら月額料金2,178円で講座を取り放題なので圧倒的にお得と言えます。

現代文を一から勉強したいという方も、レベルが高い難関大学を狙いたいという方もスタディサプリ現代文講座から始めてみてはいかがでしょうか。

スタディサプリ現代文講座の活用法

でも、本当にスタサプで勉強していて合格できるのか心配な方もいると思います。そんな方に向けて現代文講座をどう活用して勉強したらいいのかを塾講師目線でアドバイスします。

スタディサプリの現代文講座を活かすためにやってほしいことは次の3つです。

①:予習をしっかりとする

②:復習をして読み方を身に付ける

③:問題集でアウトプットする

①:予習をしっかりとする

まず、ベーシックレベル以外の講座を受講する際には予習をしっかりとしてください。なぜ予習をするのかと言うと、自分の解釈とのズレを発見するためです。

自分は筆者の意図をこのように解釈したけど、実際は全然違った…ということを講義の中で発見していくことで正しい読み方を身に付けることができます。

逆に、予習もせず講義を聴いていても、その時はわかった気になるかもしれませんが正しい読み方はいつまで経っても身に付けることができません。特に国語は日本語の文章なので「分かった気」になりがちです。それを避けるためにも予習はきっちりしましょう

②:復習をして読み方を身に付ける

次に大事なのは復習をして講義で学んだ読み方を自分のものにするということです。専用のノートを作り、スタサプで学んだことをまとめていきましょう。

一度聞いただけでは人間、すぐに忘れてしまします。学んだことを思い出し、その読み方を使って次の章を予習するようにすると現代文の力はメキメキついていきます

講義で学ぶ→復習して読み方のルールを身に付ける→それを活かすというサイクルを自分の中でしっかりと確立させることが大事です。

③:問題集でアウトプットする

スタサプだけで大学入試まで十分かと言うと、僕はアウトプットがどうしても足りなくなると思います。

というのもスタサプは問題に対してどのように読むか、どうやって解答を導き出すかという部分を教えてくれますが、実際にそれが本番で出せるかどうかはまた別の話だからです。

そのため、まずはスタサプで読解法を学ぶ→学んだ読解法を実際に活かすという訓練がどうしても必要になります。実際に読解法を試すのは市販の問題集や各大学の過去問で大丈夫ですが、スタサプではまず解法を学んでいてそれをアウトプットする練習もゆくゆくは大事なんだなということを意識しておいてください。

大学受験に向けたスタサプの活用方法については以下の記事でも詳しく解説しています。

>>【スタディサプリだけ】塾なしで大学受験を合格する方法教えます

まとめ

スタディサプリ現代文はレベルごとにコース分けがされており、初心者から難関大学を目指す人まで幅広くカバーされています

中でも注目したいのは応用講座をとっても月額料金が変わらないということ。これは他の予備校や塾では考えられないコスパの良さです。いつでも解約はできるのでまずはスタサプをはじめてみることを強くオススメします

ただ、ぼーっと受講していても正しい読み方は身に付きません。しっかりと予習と復習をして、身に付けた読解ルールをアウトプットするという意識を持って勉強していきましょう

今なら14日間も無料体験ができます。少しでも気になっている方はぜひ、スタサプの神授業を体験してみてください

スタディサプリの特徴

・いつでも、どこでも神授業が見放題

・分からない単元を徹底復習できる

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