【浪人生】合格率が低い本当の理由3つを紹介します【体験談】

勉強法

第一志望の大学を目指して受験勉強したが、惜しくも届かず浪人することになる…そんな方は数多くいます。何を隠そう、僕自身もそのうちの1人でしたので気持ちは良く分かります。

ただ、世間では「浪人生の合格率は低い」ということがよく言われており、こんなことを聞くと不安になってきますよね。

実際に僕自身2年間の浪人生活を経て、色々な浪人生たちを見てきました。そんな中で気づいた、浪人しているのに成績が伸びない・志望校に合格できないという人たちの特徴を今回は考察してみようと思います

・「浪人しているけど成績伸びなくて不安…」

・「浪人するか悩んでいるけど、第一志望に合格できるの…?」

このように悩んでいる方はぜひ最後まで読み進めてみてください。

実際、浪人生の合格率はどれくらい?

まず、浪人生の合格率については色々なことが言われていますが、次のような言い方を目にすることが多いです。

浪人生が第一志望に合格できるのは10%程度

2割が成績アップ、6割が現状維持、2割は成績が下がる

まず、正確にデータを取っているわけではないので、上記の数値はあくまでも予備校や塾の先生たちの感覚値だということは念頭に置いておいてください。ただ、感覚値だとしても割と合っているいるように感じます

僕が予備校に通っていたころ、周りで第一志望に合格していた友人はかなり少なかったです。東大・京大などの難関校を目指していた友人の中にはちゃんと第一志望に受かった人もいましたが、ほとんどは第二・第三志望の学校に進学していきました

なぜ第一志望への合格率が低くなってしまうのかと言うと、8割の浪人生が現状維持もしくは成績ダウンと言われているように、ほとんどの人が浪人してもレベルアップできていない現状があるからです。

でも、どうして1年余分に勉強しても合格率が下がるのでしょうか?浪人しても成績が上がらない理由について、私の体験談から考察していこうと思います。

浪人しても成績が上がらない本当の理由

普通に考えれば、浪人することで勉強する時間が余分にできるわけですから、浪人生の成績はもっと伸びてもいいような気がします。ただ、実際には上がることが少ないのはなぜなのでしょうか。

僕は大きく分けると次のような理由が挙げられると思います。

①:予備校・塾に通って満足してしまう

②:分かった気になり掘り下げない

③:モチベーションが続かない

➃:遊びの誘惑が多い

➄:傷のなめ合いをしてしまう

それぞれどういうことか詳しく考察していきたいと思います。

①:予備校・塾に通って満足してしまう

まず第一に挙げられるのは、予備校や塾に通うことで満足しきってしまうということです。

基本的に予備校や塾の授業は決まった曜日・時間にあるので、通うこと自体で「自分は規則正しく勉強しているな」という満足感を得やすいです。

しかも、多くは集団形式の塾や予備校に通うことになるため、学校のように授業を聞いていれば時間は過ぎていき、気づけば1日が終わっています。

僕もそうでしたが田舎の場合は周りに予備校なども少ないので、通うだけでも1時間近くかかる場合もあります。このように毎日朝早く起きて通う必要があるため、予備校や塾に行っている=自分は勉強を頑張っているんだと錯覚をしやすいのです。

でも、本当に成績を伸ばしたいなら予備校に通うことではなく1日に何を学ぶことができたのかにフォーカスすることが必要不可欠です。併せて参考書に惑わされないことも大事です。

>>【大学受験】参考書の買いすぎ絶対NG!オーバーワークにならないために。

②:分かった気になり掘り下げない

そして、授業で聞いたことを分かった気になり掘り下げようとしないのも大きな問題です。

浪人生は現役のときに一通りの学習をしているため、予備校の授業を聞いても「ああ、これはなんかやったことあるな」となることが圧倒的に多いです。

そのため、授業の内容=もうすでに知っていることと認識して授業後に復習できない人が多いです。当たり前ですが、人間復習をしないと簡単に忘れていきますが、「これは2回目だし思い出したわ」と軽く見積もってしまう方が多いのです。

理想を言えば予備校で習った知識を整理し、現役のときよりも深めていくことが何より大事です。例えば英語なら原形不定詞は受け身になったらto doの形になるとか、数学なら微積分は融合問題として出やすいからその形式まで慣れるとか…いくらでも深めて勉強することはできます。

とはいえまずは基礎を固めることが超大事これまでに聞き流してしまった苦手分野はスタディサプリなどで早めに復習しておくことを強くオススメします

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③:モチベーションが続かない

また、モチベーションを管理できないことも成績不振の原因の1つです。

浪人生活は予備校に通い勉強して帰宅してご飯を食べて寝て…と毎日が単調な生活になりがちです。一方でSNSを覗くと友人たちは毎日キャンパスライフをエンジョイしているように見えます。

僕にも経験がありますが「自分は何のためにこんな苦しい生活をしているんだろう…現役のときに行ける大学に行っておけばよかった…」という後悔も出てきて、そもそも勉強に手が付かないということもザラにあります

勉強のモチベーションを維持するためには明確な目標を持つことです。絶対に○○大学に合格する、入学したらサークルに入って、友達も作ってバイトも楽しむんだ…という将来のハッキリしたビジョンがないと勉強意欲を保つのは厳しいです。

目標が固まっていない場合は自分が本当にしたいのは何なのか、なぜ○○大学に行きたいのかという部分をもう一度見直してみましょう。

➃:遊びの誘惑が多い

また、浪人すると遊びの誘惑が多くなってしまうことも問題です。

高校を卒業してしまえば18歳になりますから、運転免許証が取れたり、パチンコなどもできる年齢になります。高校生から大人になり、違った楽しみが増えてしまうのが浪人生です。

僕の友達にも朝、家を出て予備校に行くのではなくその足でパチンコを打ちに行くという生活をしていた人もいて、ちょっと衝撃的でした…笑

また、大学生になっている友人からは「遊ぼうぜ!」という誘いもあったりして、楽しい方に流されていくともちろん勉強には身は入りません

浪人生はまったく遊ぶなとは言いませんが、遊ぶ日をしっかりと決め、それ以外の時間は勉強を最優先にしないと第一志望に合格するのは難しいでしょう。

➄:傷のなめ合いをしてしまう

そして、最後に浪人生同士で傷のなめ合いをしてしまうのも問題だと思います。

模試が返却されてあんまりいい結果でなかったときに「まあ、俺もD判定だったしこんなもんでしょ!」「そんな簡単に成績は上がんないよな」みたいな慰め合いをしてしまうことが良くあります。

浪人期間中は高校生でもない、大学生でもない中途半端な時期ですし、常に合格できるかという不安と戦うことになるのでその気持ちは良く分かります。

しかし、「まあいいでしょ」という姿勢でいてはいつまで経っても成績は上がらず、志望校に合格することもできません。自分のどこが足りないのかを分析して次につなげるという意識を持っていきましょう

結局は自分次第

浪人生の大学合格率が低いというのはある程度事実。とりわけ第一志望に合格できない人が多いというのは自分の経験から見ても強く感じるところです。

その原因はせっかく予備校や塾に通っていても「本当の勉強」ができていないから。周りに流されず「自分は○○大学に行きたい、そのためにはこういう勉強が必要だ」と自分で考え、分析し、日々の勉強をしていく姿勢が必要不可欠です。

合格・不合格を分けるのは「浪人生だから」ということではなく、ちゃんと適切な勉強を続けられたかどうか。結局は自分次第です

既に浪人して焦っている人や浪人を視野に入れている人は、まずは基礎から固めていきましょう。自分が分からない・苦手な分野を書き出して、1つ1つ潰していけばきっと志望校に合格できます。

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